2009年12月12日土曜日

Chance

ここセブも青い海、青い空に似つかわしくない光景がある。
日本食も食べられるロビンソンマート周辺には、ストリートチルドレンが多くいる。

3歳くらいだろうか、物心つかぬうちからお金を乞う。一方で、年老いた西洋人の愛人になり、プールでくつろぐ若いフィリピーナもいる。

昨日の会ったIT会社社員は、ここ5年ばかりのITブームに乗ったヤングリッチ世代。皆が富むこと、働くことに誇りさえ持っているようだった。

ふと、『蜘蛛の糸』という言葉が頭に去来した。

人間はどんな環境に生まれても、幾度か天から蜘蛛の糸が降りてくる。中にはタグロープのようにしっかりしたものをあれば、掴んでも掴んでも切れてしまうものもある。中には鳩山氏のようにエレベータ式もあるだろう…

しかし、それぞれが逞しく、そして巧みに、蜘蛛の糸を掴まねばならない…5年ぶりとなるセブ訪問も、ごく僅かな、ごく僅かな蜘蛛の糸を、編集長が手繰り寄せ、今、ここにいる。

3歳くらいのストリートチルドレンにも蜘蛛の糸多かれ、そして逞しく、巧みにそれを掴む幸運を祈る。


Anyway、『蜘蛛の糸』という物語、芥川だと思うが読んだことがない…帰ったら読んでみよう。漫画版で!