2009年12月13日日曜日

Time

2ヶ月という時間、過ぎてみれば一瞬だが、毎日毎日はとても長く感じた。
編集長が学生だった頃、外国での暮らしにどうしようもなく憧れた時があった。

留学を終えた先輩達がこんな会話をしていた。

「久しぶりだねー」
「いつ以来だろう?上海であって以来2年ぶりじゃないか」

2年という時の流れを超えること
上海と東京という距離を超えること

そうした奇跡を感じさせないごく普通の会話がとてもかっこよく感じた…

しかし、実際に自分が外国に行く機会に恵まれると、これは編集長が弱いのか、それとも皆そうなのか、やはり海外はよろしいものではない。1日でも1時間でも早く日本で待つ人のもとに帰りたい。

時間の流れは言葉にするほど簡単ではない。
距離は飛行機で数時間であっても人を途方もなく不安にさせるもの。

そんな紛れもない現実の中に人々の暮らしがあり、奇跡と奇跡の連続の中に出会いがあり、人生が過ぎていく。

そんなことを考えつつ…残ったペソでお土産のドライマンゴーを買う

Anyway、セブは今の季節、雨が多い。せっかく日焼けしようと思ったのになぁ。

2009年12月12日土曜日

Chance

ここセブも青い海、青い空に似つかわしくない光景がある。
日本食も食べられるロビンソンマート周辺には、ストリートチルドレンが多くいる。

3歳くらいだろうか、物心つかぬうちからお金を乞う。一方で、年老いた西洋人の愛人になり、プールでくつろぐ若いフィリピーナもいる。

昨日の会ったIT会社社員は、ここ5年ばかりのITブームに乗ったヤングリッチ世代。皆が富むこと、働くことに誇りさえ持っているようだった。

ふと、『蜘蛛の糸』という言葉が頭に去来した。

人間はどんな環境に生まれても、幾度か天から蜘蛛の糸が降りてくる。中にはタグロープのようにしっかりしたものをあれば、掴んでも掴んでも切れてしまうものもある。中には鳩山氏のようにエレベータ式もあるだろう…

しかし、それぞれが逞しく、そして巧みに、蜘蛛の糸を掴まねばならない…5年ぶりとなるセブ訪問も、ごく僅かな、ごく僅かな蜘蛛の糸を、編集長が手繰り寄せ、今、ここにいる。

3歳くらいのストリートチルドレンにも蜘蛛の糸多かれ、そして逞しく、巧みにそれを掴む幸運を祈る。


Anyway、『蜘蛛の糸』という物語、芥川だと思うが読んだことがない…帰ったら読んでみよう。漫画版で!

2009年12月11日金曜日

Comparison

今、南の島のリゾート地、セブにいる。
「出張の一環」と理由付けして、BPOセンターの視察…

ここセブはフィリピンの中でも犯罪率は極めて低く、且つ、教育熱が高い。
インドではタクシーの運転手は英語がほとんど話せないが、ここでは普通に話す。
幼稚園から教育が始まり、街中の看板も英語、映画は字幕すら付かない…

その英語力を使い、世界各地のコールセンターがここに集まりつつある。
給料は一人1ヶ月17000ペソ=3万5千円くらい。
日本のアルバイトと比べればはるかに安い。

さて、編集長は5年前にセブに1ヶ月住んでいる。

ここに来たかった理由は旅の最後のリフレッシュもあるが、5年という時間はアジア最貧国をどのように変えたのか、2ヶ月暮らしたインドとどの点が違うか、観察したかったからだ。


By the way、話題は変わるが、日本で普通に使うPCだが、海外では日本語設定に四苦八苦…インドではこの設定に2日掛った…ホテルのPCは奇跡的に日本語対応可能!コーヒー無料!

2009年12月9日水曜日

Retirement

阪神・赤星が引退って報道されている。まだ33歳…

彼は編集長と同じ愛知県出身、親友Sは高校野球で対戦して、四球の後、2球で3塁まで行かれたと、彼の俊足ぶりを語っていた。

原因は首の故障…レスラーみたいな理由だが多いに同情する。

編集長も腰と首が非常に悪い。原因は中学の体育祭の高飛びで首から落下したため。朝、靴下を履けない。首はボキボキと音もする。最近は腰痛もひどく、いつか手術する日が来ると覚悟している。

そんなこんなで伝説の整体師を求めての旅が今も続いている。

「エイ」っと一声で腰痛どころか全部、治療してくれる整体師がいるのではないか。そう考え、いろんな整体を試している。累計額は100万をゆうに超える。

某整体師の話を書こう。

彼は英国留学したという変り種。年齢は50歳、診察に一切の妥協を許さない。客にも厳しく10分遅刻したら説教された。そのくらい忙しい。予約は1ヶ月取れない。

彼の施術は一瞬、北斗の拳のように「エイ」と頚椎2番を指先で突く。一瞬、風が通ったような感覚があり、その後、ベットで1時間寝させられる。なぜか爆睡。帰宅すると体がパンパンに腫れ、顔も浮腫む。
しかし、一週間後、これまでの体がウソ!のように軽くなる。

しばらく通っていたが、ある日、彼がツボを間違えたのか、全く右肩が挙がらない。次の治療で治ったものの、不信感が芽生え、それ以来、行ってない。

By the way、話題は変わるが、インドで準備された編集長の席。弊社と違いフリーアドレス、どこに座ってもOK、快適な日々を過ごした。

Kindness

インドに来て、商社訪問を除くと、日本人は3人しか会ってない…

ゴルフ場で会い腹痛について教えてくれたパナソニック駐在員
チェンナイであった日産自動車、購買部の出張者
そしてWiproJAPANの出張者

どの方も優しく接してくれた。不安ばかりの海外では日本人というだけで親近感がわく。
さて、国籍は違えど、彼らもとても親切にしてくれた。

サムスン社から留学中の2人 ブライアン(36)アレックス(34)

サムスン社は全グループで選抜をして数名を数カ国に留学させる制度がある。
期限は1年、一切勉強しなくても、一切仕事しなくてもOK。金銭的にもいくら使っても経費で賄う。

但し、ルールがある。留学した国からは出国できない。家族には1年会えない。
ちなみにアレックスは新婚らしく、よく嫁から電話が掛かってきてた。

まるで軍隊のようだが、社員のサバイバル力向上が狙いだとか。
徴兵制もあるから、もう充分サバイバル力はあるように思えるが…

先日は日本食をご馳走して頂いたので、今日は韓国料理をご馳走した。

帰り際、あと11ヶ月インド国内から出国できない彼らに見送られる。ちょっぴりセンチメンタルになった。

By the way、話題は変わるが、インドに対する印象は韓国人と日本人は同じのようで安心した。この話はまた次回…

2009年12月8日火曜日

Possession

古くからの友人Tは今、猛烈にロレックスが欲しいらしい。
編集長は今、猛烈に赤いアウディA5が欲しい。

20世紀の男にとって車の所有はステイタスシンボル。30年くらい前に「いつかはクラウン」という言葉がキャッチコピーに使われたほど。

編集長も入社早々、車を買った。2003年に雨の名古屋高速でスピン、全損し、それ以来6年マイカーがない。

SaaSではないが、所有から利用に変わりつつある。乗るのは週末だけだし、自宅は駅に近い。カーシェアーが効果的。でもやはり所有したい。インドでは今、マイカーブーム、編集長もそれに便乗中。

赤いアウディA5が庭先の駐車場に停車している。編集長は疲れて帰宅する。庭先の赤いアウディA5を見る。「よし!明日も会社に行って働こう。だって、赤いアウディA5のオーナーだからな」と明日への活力を車から貰う。そんな妄想をして今日も一日が過ぎる。あー欲しい…アウディA5

By the way、話題は変わるが、帰国が近づいて来た。メインのYシャツを除き、着古したシャツを選抜してインドに持って来た。7年~8年使用したであろうYシャツに別れを告げる。今までありがとう。インドで土に還りなさい!

2009年12月7日月曜日

Health

研修中、週次で上司にレポートを送付する。その都度、上司から健康に留意するようにとメッセージが送られてくる。

編集長はこの2ヶ月の間、平日は研修に集中。土日はホテルでジムワークというルーチンで過ごした。 当初の腹痛はあったが、その後、風邪どころか、1度も体調を崩すことが無い。

商社員を含め、皆体調を崩すインド駐在で、これは快挙に近いんじゃなかろか!

編集長の理想は映画『悲しきヒットマン』以来、三浦友和。
数年前に百恵ちゃんの名著「蒼い時」を読んだのだが、その時に自分は間違ってなかったと確信した。
百恵ちゃんは確か…こんなことを書いていた。

初対面の日、車中で仮眠を取ってたら、彼が「たくさん寝たいだろうに可哀相だね」と呟いた。百恵ちゃんは当時、人気が絶頂で言い寄ってくる男がたくさんいたが、健康面を同情してくれたのが非常に印象に残ったとのこと。

そして友和は健康こそ第一と常々言うんだって。益々、友和に惚れる…

健康あっての信頼であり、健康あってのビジネス、無事是名馬!

By the way、話題は変わるが、お土産らしきものが見当たらない…皆様、期待せぬよう

2009年12月6日日曜日

Brutality

バンガロールライフ…週末のゲストハウス滞在は、日本人には難有り。食事にありつけない。そのため編集長は毎週土曜の朝、15キロ離れたホテルに移動する。

ホテルで昼食を食べているとボーイが目を合わす度に、「お口に合いますか?」と聞いてくる。
編集長にはこれが、「私達の理解した欧米調理方法は正しいですか?」と聞こえてくる。

無難に「Yes」と答えると思ったら大間違いだ!「No…」から、延々と注文をつける。

昨夜のレストランは、サンドイッチのベーコンが堅かったので、注文をつけた。パンの焼き加減はちょうど良いが、このベーコンで台無しだと。シェフがやって来た。次回は柔らかく調理すると頭を下げる。

先週は中華料理が油が多すぎたので、胃がもたれると注文つけたら、これまたシェフがやって来た。

インド人は、流入、増加する外人に対して不安な部分があるのか、謙虚な態度が可愛くもある。しかし、中華もタイもインド流に自由にアレンジしてしまう程、強引な一面もある。欧米料理や日本料理は負けてはならない。

腹も減っていたため、先進国は甘くないぞ!と変にナショナリストになる編集長。
でもお腹が満たされると、これまでの怒りはどーでも良くなっちゃうんだよな。 食欲って凶暴性と関係性が深いなと考えさせられる。

By the way、これまで韓国、セブ、インド、3カ国に滞在したが、食料事情はインドがダントツで良くない。

この原因は政治。国内産業保護のために関税が高く、外国食品は入手困難。政治家は小さい商店を守るために、外資系デパートや、コンビニ参入を禁止している。日本もシャッター商店街問題があるだけに賛否両論だけど、これじゃ、発展しないよな。

2009年12月5日土曜日

Sufficiency

芸能人ブログを読んでいたら、「足るを知る」という言葉に感銘を受けたと書いてあった。

その意味は…「欲望はきりが無いから、満足するということを知るべし」とのこと…老子の言葉だが、妥協を勧めるようで、編集長はこの言葉がしっくり来なかった。

そもそも、まだ足りぬとばかりに求めるからこそ、人生に張り合いが出るのではないか?

野球のノックにしても、もうダメからの1本。
ベンチプレスにしても、もうダメからの1回が能力を高めてくれる。
ギラギラしなくなったらオシマイだ!

ということで、「足るを知る」など、金の余った年寄りの発言だと思っていた。

…だが、改めてこの言葉を調べてみると、微妙にニュアンスが異なる。

「足ることを知る者は富めり。強(つと)めて行う者は志有り」

色んな解釈があるが、編集長なりに解釈するとこうだ。

いま一度、自分の人生を見直してみなよ!
本当は素敵な人生じゃない?
もし、ハッピーじゃないなら、何かに打ち込んでみたら?
素敵な人生が待ってるぜ!

つまり、老子は「ある程度で妥協せよ」なんてことは言ってない。

第1ステップで、人生を振り返りを勧め、その上で第2ステップ、更なる努力を促している。この言葉の真意は、目標を持ち生きることにより、人生を充実させる、心を安定させる大切さを訴えているのではないだろうか。

読む人によって、読む人の心の持ちようによって解釈は様々だろうが、編集長の解釈ではそんな感じ。

ボーナスも下がるし、凶悪な事件は多いし、小林真央は浮かれてるし、とかく生き難い時代だが、心は努めて冷静に、平安を保ち、幸せを求めたい。梵天丸もかくありたい(古っ!)


By the way、話題は変わるが、インドは朝ごはんからカレー…さすがに朝からカレーは無理だろう。編集長はフルーツ、パン、シリアルをコーヒーで流し込む。たまにゆで卵があると助かる。ちなみにインド人はシリアルは必ず暖かい牛乳を掛ける。これが…全然、美味しくない。

2009年12月4日金曜日

Nightmare

ゲストハウスでの一人寝は寂しい。電気を消して寝ようと努力するが、眠気が訪れない。

帰国が近づくにつれて夢を見るようになった。 まず大学受験の夢。全然テストの点数があがらず、焦る編集長。 受験日まであと何日だ?と手帳を確認すると目が覚める。

次に大学進級の夢。編集長は大学を一年留年している。そのトラウマか、単位の計算を間違えて、卒業が危うくなり、焦る編集長。ふと我に戻り、もう卒業しただろうと思い直すと目が覚める。

たぶん、心のどこかで焦ってるのだろう。無意識の勤勉を自画自賛してしまう。



By the way、話題を変えよう。インドの犬は昼間、基本寝ている。クラクション鳴らしても起きない。どんな夢を見ているのかしら。