カルシウム不足か、イライラは最高潮、「部屋が掃除してないぞ!ハリーアップ」と捲し立てた。
彼女らが黙々と部屋の掃除をするのを横目に編集長は…はたと気付いた。インド人化しているのだ。
編集長は1ヶ月前に彼らにこう説いた。
日本では社会人になって一番最初に学ぶこと、それは便所掃除。
駅にしろ、街の道路にせよ、ゴミはない。向う三軒両隣と言って、自分だけでなく、隣人のゴミをも拾うのが日本の慣習と…
ところがどうだ、自分の部屋にも関わらず、掃除はメイドがやるものと思い込み、怒鳴ってしまった…これはいけない!
と思うと同時に、インドの街が汚いのはカースト制度と関係があると再認識した。
インド人は掃除は自分でやるものという意識がない。というか習慣付けられてない。
上位層のゴミは下位層の人間が片付ける。自宅にはメイド、レストラン、ホテル、掃除を生業にする人がたくさんいる。
問題は下位層だ。下位層のゴミを片付ける人はいない。彼らは教育を受けていない。生活のゴミはなんと!全て路上に捨てる。目を覆わんばかりの光景だ。
自分のことは自分でやる。美しい日本文化を伝えねば…残り数日、少しでも部屋を綺麗にしておこう。
By the way、話題は変わるが、インド人は映画好きアキラ・クロサワは皆が口にする。編集長は黒澤明はよく知らないので、いつも寅さんの紹介をする。編集長、2年掛けて全48作を見ため饒舌になる。彼らは口を揃えて是非見たいという。でも英語じゃ伝わらないなぁ、あの啖呵売の口上は…

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