2009年10月31日土曜日

Philosophy

2030年、GDPは中国、インド、アメリカ、日本の順番になるらしい。
たとえ拒んでも、インド人とビジネスをしなければいけない時代がすぐそこに来ている。

さて、中国人とのビジネスには色々苦労があるのは有名な話だが、今夜は、この2週間で感じたインド人のビジネス習慣を書こう。

①決してNoと言わない

色々リクエストをするが、絶対にNoと言わない。なんとかすると必ず前向きに回答する


②時間感覚がない

5分後にメールを送る。10分後に会議を再開しよう。必ず時間を自ら区切るが、必ず破る

③哲学をする

議論が好きだが、結論はない。哲学は哲学することか

これらの現象の根本的原因を、今朝行きのタクシーの中で編集長なりに考えて見た。

仮説だが…「混沌」好きというのが一因ではないだろうか。 例えばインド映画はストーリーに関係なく急に踊りだす、起承転結映画に慣れた編集長には理解が行かない。インドの民族的な衣装などは様々な模様が錬りこまれており、まさに混沌。道路風景もそう、日本のように車線などない。20メートル幅の道路をモスキートのように蛇行する。これも混沌。

「混沌」としたことを好む傾向にあるため、例えば車が割り込んでも怒らない。これはNoと言わないことと共通。混沌を理解するから、時間感覚もないし、理解のためには議論も厭わない。しかしこの議論に結論はない。インド哲学からすると「哲学は哲学をすること」であり、建設的に解答を導く実学とは相反している。

こららを総合的に考えるとビジネスを建設的に進めるための意識改革にはまだ時間が掛かるだろう。

英語教室の近くにショッピングモールがある。その横でいつも本を売る少年がいる。学校に行くお金もない最下級の子供。蟻の群を見ている。

日本の子なら砂糖を置いたり、或いは石を置いたり、何らかのアクションをするだろう。何か結論を見出すために。しかしインドの子はただ黙って見ている。そう彼は哲学をしているのだ。そうして50年間…ただ年老いていく最下級民が山のようにいる。それがインドだ。

Anyway、老いるに従い相対的に早くなっていく時間感覚の中で、1週間が久々に長く感じた。一種のアンチエイジング。週末は短期留学3つめの目標、筋トレで若い肉体を取り戻そう。

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